令和2年度宜野湾市研修会(9/29)を開催しました ✿
令和2年9月29日(火)に、在宅医療・介護連携推進事業の一環として、宜野湾市オンライン研修会を開催しました。🍂🍂
中部地区医師会 在宅医療介護連携推進支援センターでは、在宅医療・介護連携推進事業の事業項目(カ)「医療・介護関係者の研修」の位置づけのなかで、在宅医療・介護の質の向上や専門職同士の顔の見える関係作りを図ることを目的に、地域の課題に応じた研修会を企画・開催しています。
今回は「療養支援」を行う中で、本人、家族の『どの様に生きたいかを知ることが療養支援に繋がる』と考え「人生会議」に焦点を当てた研修会を開催しました。タイトルは『人生一度きり より良い医療と介護で ~2つの事例を通して考える”想いを分かち合う人生会議”とは?~』とし、本人、家族の想いを汲み取っている様で出来ていなかった医療介護者の問題を考察、今後どの様な視点を持って本人、家族と向き合い、人生会議に繋げるかを学ぶオンライン研修としました。研修会では96名以上の医療介護関係者の方々にご視聴いただきました。ありがとうございました。 (^^ ♩♪♬
講師の金城隆展氏・座長の西平守樹氏による二つの症例を通したグループワーク、発表を行いました。Zoomでのグループワークは初の試みであり若干の不安がありました。グループワーク各10分、ファシリテーター無し、グループに移動した後で司会、記録者を決め発言していくという、参加者の主体性が試されるものでしたが、チャットでの発言も多く挙がり、講義形式にはない『自分のこととして考える』狙いが達成できたと考えます。
アンケートは、Zoomの投票機能(選択式アンケート)、googleフォーム(記述式アンケート)を活用し、より正確な視聴人数や参加事業所・職種など把握することができ、また生の声もいただくことができました。
当研修会の内容について、参加者の満足度は高く、今後の仕事に活かせられる内容であったことがアンケート結果から分かりました。ただ、今年度の在宅医療介護事業に於いて、これまで行ってきたオンライン(Zoom)研修会開催より遅い19時開始の開催時間が原因か、前回まで見られた複数人数での視聴がほとんど無く、一人での参加が全体の80%となっていました。事業所別の視聴人数では、前回の研修まで一番多かった入所系が当研修では10名と全体の12%程度の参加者になっていました。一概に開催時間の問題だけでなくオンライン研修の参加に慣れ、アプリの取得や操作手順がスムーズに出来る様になり一人参加の不安が減少し複数人数での参加が減ったということも多少はあるのではないかと考えます。しかし、介護職の参加者が少なかったことも含め今後は仕事の延長上で複数人数参加出来る開催時間などの検討なども行っていきたいと考えています。
アンケート結果は下記資料をご覧ください。
今回の研修会の企画・開催でご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。✿✿✿
これからも、よりよい医療介護連携の支援に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 研修終了後、研修に使用した事例映像の貸し出しを希望する方が多く、映像だけの貸し出しをしても充分に意図が伝わるとは考えられず新たに金城先生の講義を入れたⅮⅤⅮの制作を行っています。完成後の貸し出しは追ってホームページのご案内でお知らせいたします。