金武町・宜野座村・恩納村多職種研修会を開催しました
令和元年12月12日(木)金武町立中央公民館にて、在宅医療・介護連携推進事業の一環として、「金武町・宜野座村・恩納村 多職種研修会」を開催しました!※金武町・宜野座村・恩納村から委託を受け、中部地区医師会が実施しています。
この多職種研修会は、在宅医療・介護の質の向上や専門職同士の顔の見える関係作りを図ることを目的に開催し、102名もの専門職の方々にご参加いただきました(^-^)
今回は、「多職種の専門性を尊重したカンファレンス~臨床倫理の立場から~」をテーマに、金城 隆展 氏(琉球大学医学部附属病院 臨床倫理士)を講師にお招きしました。
講演では、臨床倫理とは?その必要性とは?について分かりやすくご講演いただき、金城先生が作り上げた「カード方式事例検討会」の説明をしていただいたあと、グループワークにうつりました。
グループワークでは、金武町・宜野座村・恩納村でよくある事例をカードに落とし込んでいただき、それをもとにカード方式事例検討会をおこないました。
いろいろな職種がひとつのグループになるようにメンバーを振り分けました。根拠付けをしたうえでそれぞれの専門性を持ち寄り、みんながひとつの事例について考えることで、専門性の理解や顔の見える関係作りに少しでも貢献できると幸いです。
回収したアンケートの中には、「意識して質問することのクセをつけることの重要さを学んだ」「ゲーム感覚で楽しく輪ができ研修ができた」「他職種の方々の考えなどを聞けて良かった。今後に活かしたい」などの嬉しい声がありました。
これからも、よりよい多職種連携の支援に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします!