2024年10月18日 高齢者シリーズ研修会第2弾を開催しました!

令和6年度 中部地区12市町村 在宅医療・介護連携推進事業の一環として、高齢者シリーズ研修会第2弾「身寄りのない高齢者の支援」を開催しました!
下記および最下部に添付している研修報告書をご覧ください☆彡

開催日時:令和6年10月18日(金)19:00~21:00
開催場所:会場(うるま市健康福祉センターうるみん 3階ホール)
テーマ:「身寄りのない高齢者への支援について~あなたが頑張っていること、共有しませんか?~」

近年、身寄りのない高齢者(身寄りなしに加え、家族や親類へ連絡がつかない、家族の支援が得られない方も含む)が増加しており、今後も更に増加することが予測されています。

当事業が前年度に実施したアンケート調査結果から、身寄りのない高齢者の支援対応において「業務範囲を超えていると感じている」「対応に苦慮している」という回答があり、多くの支援者が困難さを感じている現状が見えてきました。

本事業の会議体である、身寄りのない高齢者をテーマとした在宅看取り部会ワーキンググループにおいて、“業務の範囲を超えているがやむを得ず行っている支援”内容を支援者間で見える化できるよう整理表を作成する事となりました。

整理表が業務の役割分担や連携の一助となると考え、その整理表の精度を高めるためグループワークで様々な立場(職種)からの声を拾い上げて支援内容を整理し、各関係者と共有することを目的の一つとし研修会を開催しました。

研修内容は、座長に沖縄県立看護大学 島嶼地域保健看護教授の佐久川政吉 氏をお迎えし

登壇
◇長嶺勝仁 氏(沖縄県 保健医療介護部 地域包括ケア推進課)
「~身寄りのない方の支援~沖縄県の現状と将来の見通し」

◇長野宏昭 氏(いきがい在宅クリニック院長)
「身寄りのない人への支援」

◇秦克之 氏(中頭病院 医療ソーシャルワーカー)
「本研修会の経緯/身寄りのない高齢者の支援内容一覧表及び役割り整理表について」

様々な立場から偏りなく意見を拾い上げられるよう、参加対象職種と人数をコントロールし、更に同職種のグループ編成にした事もあり、グループワークでは盛り上がりを見せていた。挙がった支援内容には、想像もしていなかった内容もあり、身寄りのない高齢者に関わる支援者の皆さんがこんなにも頑張っていて、その方のためにと一生懸命であることに感銘を受けました。

“業務の範囲を超えている支援”について、在宅看取り部会ワーキンググループにて再検討し、現在整理表を作成しています。

仕上がりましたら皆さんへご報告いたしますので、今しばらくお待ちください。

アンケートにご回答いただいた内容も踏まえ、今後もより良い研修を開催できるよう、当センターの取り組みが多職種連携の一助となるよう努めて参ります(‘◇’)ゞ

アンケート集計結果を下記に掲載しておりますので、ぜひご覧ください🌷

Download (PDF, 972KB)